うつ夫とパニコの人生いろいろ

これは20代でうつ病になった夫とパニック障害になった妻の物語。ゆる~い四コマ漫画とともに人生いろいろな日々をお届けします。

エレベーターが恐い!!「閉じ込められるのでは?」という不安感からパニックに。

「エレベーターが恐い」

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パニック障害になった当時、エレベーターに乗れなかった

パニコは、20代の前半でパニック障害を経験した。

パニック障害になった当時、色々とできなくなってしまったことがある。そのひとつが、エレベーターに乗ることだ。

 

当時は、本当に恐くてエレベーターに乗ることすらできなかった。こうした閉鎖的で自力で逃げ出せない場所に行くと、とてつもない閉塞感と窒息感に襲われてしまう(汗)

 

エレベータに限らず、地下鉄やトンネル、狭い個室空間、圧迫感のある人混みなども同様である。

 

今では、何とかエレベーターに乗れるようになったが、やはり不安が付きまとうのだ。

そのため、ひとりの時は必要最低限しか使わない。(その代わりに階段をよく使うので、ダイエットには有効だ。)

 

 

「閉じ込められる」「逃げ出せない」感覚が不安を煽る

なぜこのような閉鎖的な場所が恐いのかと言うと、「閉じ込められるのでは…?」という不安があるからだ。

 

「逃げたい!」と思ってもすぐには自力で「逃げ出せない」、それがパニコにとって恐怖なのである。(どうやらこれを広場恐怖症と言うらしい。)

 

エレベーターの中では、

 

「途中で止まったらどうしよう」

「閉じ込められたらどうしよう」

「出られなくなってしまうかも…」

 

そんな不安がもくもくと発生し、心を支配していく。

 

こうなると、心臓がドキドキし始め、息ができなくなってしまうのだ(汗)

このまま死んでしまうのでは?という恐怖に陥るのである。

 

 

パニック障害の引き金は、繰り返された過呼吸

 そもそもパニコがパニック障害になったのは、以前の仕事で過呼吸をくり返していたせいだった。

 

実はパニコは、当時ダンスを仕事にしていた。

 全く柄でもないのだが(笑)、内向的な自分への反発から、華やかな世界に憧れを持っていたのだ。(まだ若かったので。)

 

事情により、細かいことを話せないのが残念ではあるが、大勢の人に喜んでもらえる、とてもやりがいのある仕事だった。

 

しかし、やりがいのある仕事だっただけに、がんばり過ぎてしまったのである(汗)

20代の頃は、常に全力投球が大事だと思っていたので、抜くことを知らなかった。

 

そのため、毎日舞台袖で過呼吸になる、そんな日々をくり返していたのだ。

 

 

「がんばり過ぎ」と「我慢」がパニック障害を招く

それでも忍耐で何とかなると思い我慢しまったがゆえに、次第に日常的にも過呼吸のような状態が現れるようになってしまった。

 

特に何もしていないのに、閉塞感のある場所に行くと、死んでしまいそうな窒息感に襲われるようになった。いわゆるパニック障害だ。

 

 

 

不安でこころが支配される!「妖怪ふ~あん」現る

しかし、過呼吸をくり返していた経験はパニック障害の引き金ではあったが、根本的な原因ではないとパニコは思っている。

 

根本的な原因は、パニコのこころの性質にあるのだ。

 

パニコは、もともと感情や思考に呑み込まれやすい性格だった。特に不安や恐怖に支配されやすい。一度不安が発生すると、次々と不安が増幅していく。

 

ある時パニコは気づいたのである。自分の心の中に、不安を煽る存在が居ることに。

 それが、四コマで描いた「妖怪ふ~あん」である。

 

パニコが何か不安に思うと、その瞬間にドロンと現れ、次々と不安要素を引き出してくるのだ。そしてパニコのこころを支配し、不安一色にしてしまう。

 

そんな厄介な妖怪が、パニコのこころには住み着いているようだ。

 

 

不安は自分がつくり出した幻想なのだ!

しかし、この「妖怪ふ~あん」の存在に気づけたお陰で、少し不安とつき合いやすくなったのも事実である。

 

今では不安感が発生すると、心の中で「出たな!妖怪ふ~あん!」思うようになった。

 

こうして、不安を生み出す自分の心を対象化すると、ほんの少し冷静になれるのだ。

そして、この不安は現実では無いと思うことができる。

 

そう! 不安は自分がつくり出した幻想にすぎないのだ。

 

そもそもパニック発作が起こる時も、実際には何一つ苦しくないはずだ。しかし、場所と経験を勝手に結び付けて、勝手に苦しくなっているだけなのだ。

 

不安に支配されてしまうと、そこから抜け出すのは難しい。それが幻想だと気づくことができない。

 

しかし、不安はまだ起こっていないことだ。それを自分で認識することができるようになり、少しずつ不安とつき合えるようになってきたのだ。

 

 

「一息に生きる」一瞬一瞬を丁寧に。

これに関して、パニコも勉強させてもらったおすすめの本がある。

『心配事の9割は起こらない』という、タイトルから魅力的な書籍で、禅の教えがたっぷり詰まっている。

心配事の9割は起こらない: 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」 (単行本)

心配事の9割は起こらない: 減らす、手放す、忘れる「禅の教え」 (単行本)

 

この書籍の中で紹介されている「一息に生きる 」という禅の言葉が、パニコはとても気に入っている。

 

「一呼吸一呼吸、その瞬間を丁寧に生きましょう」という教えで、マインドフルネスとも通じる考え方である。

 

どうして人は、「今・ここ」大切にできないのだろうか。

 

不安、焦り、欲。

心は今ここに無いことばかりに引きつけられ、まさに「今ここに在らず」だ。

 せっかく今を生きているのに、その今を大切にできないことはとても残念である。

 

冷静になってみれば分かることなのに、まったく、心は思うようにならないものだ(汗)

 

でも、だからこそ面白いのかもしれない。自分の心とつき合うのは、もしかすると恋愛や子育てと似ている、そんな風に思いはじめたパニコであった。

 

 

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パニコの苦手シリーズはこちら ↓ ↓ ↓

 

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