うつ夫とパニコの人生いろいろ

これは20代でうつ病になった夫とパニック障害になった妻の物語。ゆる~い四コマ漫画とともに人生いろいろな日々をお届けします。

うつ夫の名言「過去は変えられる!」

「過去は変えられる」

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ずっとつらい記憶だった過去

これは、うつ病になった我が夫(うつ夫)が、服薬治療をはじめて6年ほど経ったころのエピソードである。少しずつ減薬が進み、快復に向かい始めたころ、彼の言った名言について紹介したいと思う。

 

前回の記事で紹介したように、うつ夫はフラッシュバックという症状にずっと悩まされていた。ちょっとしたコトをきっかけに、突然やってきて過去の嫌な記憶を蘇らせる「過去魔人」の脅威は、私も隣で何度も目にしてきた。

↓詳しくはこちらの記事を

utsupani.hatenablog.com

 うつ夫にとって過去の記憶は、ずっとつらく苦しい感情を伴うものだったのだ。

 

 

うつ夫の名言「過去が変わった!」

しかし、そんなうつ夫が、減薬が進み快復に向かう過程の中で、素晴らしい名言(とパニコは思っている)を残したのである。

 

その名言が

 

「過去が変わった!」

「過去は変えられる!」

 

という言葉だ。

 

過去とは、過ぎ去った出来事である。タイムスリップでもしない限り、過去なんて変えられないと思っていた。

 

でも実際はそうではなかった。

その出来事の見え方は、今の心の在り方次第で大きく変わるのだ。

大切なのは、何があったかではなく、その出来事をどう捉えるかなのかもしれない。

 

 

視野が広がると過去の見え方が変わる

うつ夫はフラッシュバックを繰り返しながらも、何度も自分の過去の記憶と向き合ってきた。その中で、それまで見えていなかった部分にも、少しずつ目が向けられるようになっていったのだろう。

 

否定的な言葉を受けた経験に対して、「つらかった」「傷ついた」の一点張りでは、そこから先には進まない。

 

でも、相手がそのような言動をとった背景や、その経験から自分が学んだことなど、違う視点に目を向けはじめると、その出来事の見え方が変わってくる。

 

私たち人間は、どうしても自分の色眼鏡(固定観念)を通して外の世界を見てしまう。そのため、別の視野を取り入れるのはすごく難しいことだ。

 

でも、その色眼鏡(固定観念)のせいで、自分を窮屈にしてしまうことだってある。

 

視野を広く持つことや、様々な視点で物事を観る力は、自分の心を解放し柔らかくするために、大切なことなのだと気づかされた。

 

マイナス評価からプラス評価へ!

うつ夫は、それまで自分の過去をマイナスで評価していたのだそうだ。しかし、今ではプラスの評価に変わったと言う。

 

これを聞いて、パニコは驚きもしたが、心の底からうれしさがこみ上げた。ずっと過去に引っぱられていたが、この時やっと前を向いて歩き出せるような気がしたのだ。

 

それから1年も経たないうちに、うつ夫は服薬治療を卒業することができたのだった。

 

精神疾患は心の在り方を考える機会に

それにしても、うつ病やパニック障害などの精神疾患を経験することは、不幸ばかりではない。

 

うつ病は、心の風邪とも言われるが、風邪をひいてはじめて風邪のつらさや治し方を知るように、うつ病もそれを経験することによって初めて気づけることもあるのだ。

 

経験しなければ考えもしなかったであろう、人の心の在り方について考える機会を、私たちに与えてくれた。

 

そして、うつ夫は度々このようなイイ言葉(名言)を残すのだ。だてにうつ病を経験していないなと、パニコは思うのである(笑)

それだけ、自分の心と向き合ってきた証拠なのだろう。